春くらべ
ネタバレ
冒頭
『長峰香純』と『宮田綾』の2人の可愛い女子高校生は、少しおませで、今や異性に興味深々の年頃です。
このふたりの中のどちらかに、密かに片想いをしているのが男子生徒の『広木』です。
広木はまだ彼女たちとは一言も話しをしたことがありません。
しかしふとしたことから話しができるようになりました。
いろいろ話しをしているうちに広木は、自分が片想いをしている女の子も自分のことが好きだと気付きます。
思ってもみなかった片想いの女の子との恋愛が成就しそうだと舞い上がった広木でした。
デート、そしてセックスまで……
三人デートで楽しい時間を過ごしました。
さらにお互いの恋愛感情が順調に高揚して行き、三人の奇妙な関係が始まりました。
やりたい盛りで性欲も旺盛な歳の三人は、やがて3Pもどきの痴態を繰り広げることになります。
男性の性器に興味がある2人は、広木のズボンのチャックを下ろして男性器を取り出し、掌に乗せて男性器の先、裏と覗きこみます。
2人の手が同時に動いて、一本の男性器を取り合うように、竿を握って、シコシコと摩り、動かしはじめます。
「こうすると男の人って気持ちいいんだ」と理解する2人。
ひとしきり手で扱いて遊んだら、綾が今度は男性器をぺろりと口に含みました。
綾の可愛い小さな口の中で時々歯が当たるのも、痛いというよりは刺激を感じる広木でした。
次いで、今度は広木が香純の股を拡げて、女芯に口をつけてクンニを始めます。今度は香純が性感の至福を味わう番でした。
感想・レビュー
この漫画は文字で書かれた春画です。
男女の性の「もつれあい」が文字から惹起されるイマジネーションの世界の代わりに、絵柄で見る(読み)人の目に訴えて、妄想の世界へ導いてくれます。
妄想の世界には限度がなく無限大であるので、各々好きなようにセックスワールドを展開することができます。
未だ経験がないか、経験の浅い高校生の男女のつたなくためらいがちの性愛動作は、経験豊富な大人たちにもその初々しさがかえって新鮮で、何年か、いや、何十年か遡った自らの青春時代の「井タ・セクスアリス(Vita Sexualis)」を彷彿させてくれるでしょう。